単位円
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単位円(たんいえん。unit circle)とは、デカルト平面上(あるいは複素平面上)において、座標原点を中心とした半径が1である円である。
概要[編集]
三角函数は、単位円上の一点におけるX座標とY座標および角度の関係を表したものである。
数学教育界には、遠山啓らによる、「『三角函数』じゃなくて『円函数』と呼んだほうがいいんじゃねぇ?」という意見がある。
「単位長方形(直交座標上で、x 軸と y 軸に接した、対角線長が 1 である長方形)というものを考えたほうが、教育上よいのではないか?」という意見もある。
単位円上で、「原点から x 軸のプラス側に伸ばした半直線」と、「原点から、任意に与えられた単位円上の点との結ぶ長さ 1 の線分との間の角度を反時計回りに測った角度(単位はラジアン)の関係は、関数としては「2πを周期とする周期関数」になる。