十字軍
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十字軍 (じゅうじぐん)とは、11世紀から13世紀にかけてヨーロッパの騎士がキリスト教世界の拡大を名目にイスラム世界に侵攻した軍隊の総称である。
概要[編集]
「キリスト教の聖地、エルサレムを異教徒の手から取り戻せ」というスローガンの基に結集したが、実際は教皇、騎士、民衆、いずれもが財産を増やそうとした世俗的な侵略戦争であった。エルサレムを治めていたルーム・セルジューク朝はこの頃内紛(内部紛争)が起き、各地で豪族が自立し、互いに争っていた。このため、侵入してきた十字軍を共同して戦うどころか、逆に十字軍を味方に引き入れて争っている状態であった。
影響[編集]
- イスラム世界に保存されていたギリシア文化がヨーロッパに移入した。教皇、騎士の権威が衰え、王権が拡大した。
- 第四回の侵攻で東ローマ帝国が一旦滅亡した。
一覧[編集]
- 第1回 : 1096 - 1099年
- 第2回 : 1147 - 1148年
- 第3回 : 1189 - 1192年
- 第4回 : 1202 - 1204年、唯一、キリスト教国を戦場にした回
- 第5回 : 1218 - 1221年
- 第6回 : 1228 - 1229年
- 第7回 : 1248 - 1249年
- 第8回 : 1270年
- 第9回 : 1271 - 1272年