内村正則
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内村 正則(うちむら まさのり、1929年 - )は、日本の実業家・馬主。東海パッキング工業株式会社の創業者。
経歴[編集]
鹿児島県出身。1960年に東海パッキング工業を創業。社名は成功事例の多い取引先が東海地方に多かったことに由来する。
会社の経営陣と馬産地の生産牧場を巡った時に馬の所有を持ちかけられたことから馬主資格を取得した。初の所有馬となったトウカイクインが生涯で6勝したのをきっかけに牝馬初の東京優駿覇者であるヒサトモの末裔であることを知り、「いつか大物を出す」と信じてヒサトモの血を引く馬を買い集めて血統保護に乗り出した。この努力はトウカイローマンの優駿牝馬優勝やトウカイテイオーが成し遂げた日本調教馬初の国際GIレース優勝で結実した。
2008年に親交のあった生産牧場の代表者の死去、懇意にしていた調教師が引退したことなどが重なって所有馬を整理したが、規模を縮小しつつも馬主活動は継続している。