内応(ないおう)とは、敵に通じて味方を裏切ることである。外からの敵の誘いに「内」から「応」じることからできた言葉である。内通とは似た言葉だが意味が微妙に違うので注意が必要である。有名な内応としては織田信長の武田征伐の際に滝川一益の調略に応じて内応した武田勝頼の家臣団、関ヶ原の戦いの際の西軍の小早川秀秋、脇坂安治、朽木元網などが挙げられる。