光遠寺(こうおんじ)は、愛知県清須市一場にある日蓮宗の寺院。山号は清林山。
承応元年(1652年)旧暦4月5日、開基檀越の知多城主高津文左衛門が清洲に隠棲し、子の高津光遠の菩提供養の為に屋敷を寺に改め、名古屋聖運寺から迎えた慈雲院日昇の開山で創建された。その後、明治24年(1891年)の濃尾地震で本堂が倒壊したが、明治38年(1905年)に再建された。昭和20年(1945年)に本堂が米軍による無差別爆撃により全焼するが、1953年(昭和28年)に再建された。1977年(昭和52年)に、庫裡と書院を新たに建立した。