便秘
ナビゲーションに移動
検索に移動
便秘（べんぴ）とは、排便がスムーズに行なわれないことである。人により個人差があるが、3日に1度しか排便が無い場合などはこれに当たる。ただし3日に1度の場合でも本人が苦痛を感じないのであれば、この限りでは無い場合もある。
概要[編集]
便秘は1か月も続くようであると要注意となる。胸焼け、腹痛、肩こりなどの原因になる。心臓病や高血圧の人が便秘になった場合は危険である。また、長期間排泄されてないため、腸内に有害な菌が残ってしまい、これが発がん物質として生まれ変わる可能性もある。
便秘の原因としては体質の場合もあるが、内臓に病気が潜んでいたり、胆石や寄生虫で内臓が圧迫されていたりする場合も確認されており、便秘が続くようであれば速やかに病院関係を受診する必要がある。
日本人の成人の1日の便の重量は約130グラムとされるが、これが排泄されずに毎日、蓄積されるとカチカチに固まり、石のようになってしまう。ここまでになるともう独力で排泄するのは無理で、しかも腹部に便を抱え込むのは限界があるため、下剤を飲むか、専門医の治療を受けて便を無理やりにでも出すしか方法はない。なお、便秘は甘く見られているが、馬の場合は便秘で死ぬ場合もある、人間もその危険性が無いわけではない。
予防[編集]
対策として、繊維質の多い野菜や果物、特に麦飯を多く摂取し、適度な運動をすることが必要である。