佐味田宝塚古墳
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佐味田宝塚古墳(さみたたからづかこふん)は、奈良県北葛城郡河合町にある古墳。形状は前方後円墳。馬見古墳群(中央群)を構成する古墳の1つ。国の史跡に指定され、出土品は国の重要文化財に指定されている。
馬見丘陵の中央部に位置する全長112メートルの前方後円墳で、濠は無く墳丘にひれ付き円筒埴輪が並んでいる。
4世紀末の築造とされ、馬見古墳群の中では最古のものと見られる。明治14年(1881年)の発掘で、36面の銅鏡が出土した。中でも家屋文鏡は背面に四棟の建物が描かれ、当時の住居の形態を示す貴重な資料となっている。出土遺物は東京国立博物館、宮内庁が所蔵している。