会津家世実紀(あいづかせいじっき)とは、江戸時代後期に成立した会津藩の編纂記録である。全277巻。
会津藩の初代藩主である保科正之から第6代藩主・松平容住までの藩政を編纂してまとめ上げた記録であり、寛永8年(1631年)から文化3年(1806年)までを編年体で記している。これは会津藩の家老である北原光裕(采女)が中心となり、幼君だった第7代藩主・松平容衆に家世の旧事を伝える目的で4年間をかけて文化12年(1815年)6月に完成させた。