伊田篤史
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伊田 篤史(いだ あつし、1994年3月15日 - )は、日本棋院中部総本部所属の囲碁棋士、八段。三重県鈴鹿市出身。馬場滋九段門下。夫人は万波奈穂三段。 第20代十段位(53期)。入段から七大タイトル獲得までの最短記録保持者。第62回NHK杯テレビ囲碁トーナメント優勝者。
2018年2月12日、女流棋士の万波奈穂三段と入籍した[1]。
昇段歴[編集]
- 2009年(平成21年)、入段。
- 2010年(平成22年)、二段
- 2011年(平成23年)、三段
- 2013年(平成25年)、四段。同年七段
- 2014年(平成26年)、八段
受賞歴[編集]
- 2012年(平成24年) 棋道賞新人賞
- 2013年(平成25年) 土川賞
- 2015年(平成27年) 棋道賞優秀棋士賞
棋戦歴[編集]
- 2015年(平成27年) 第62回NHK杯優勝 ☆NHK杯史上最年少記録(20歳11ヶ月)
- 2015年、第53期十段戦で高尾紳路十段を3-2で破りタイトル奪取。
- 2016年(平成28年)、第57期王冠戦で羽根直樹王冠を破り王冠位奪取。
- 2017年(平成29年)11月13日(月)、第58期王冠戦挑戦手合一番勝負は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉の「ホテル穂高」で行われ、六浦雄太七段を174手白番中押し勝ちで伊田の初防衛なる。
- 2018年(平成30年)、第59期王冠戦挑戦手合一番勝負は愛知県名古屋市「日本棋院中部総本部」で行われ、中野寛也九段に白番2目半勝ちをおさめ、タイトルを防衛した。
人物[編集]
- 2017年の挑戦者が六浦くんに決まった時はちょっといやな感じはしていた、やっと(タイトルが)獲れたと思っていたら、初めての防衛戦でまさか下の世代が来るとは、と思ったと語る。
- 父親がアマ有段者で、双子の弟とともに幼少の頃から囲碁を覚える。
外部リンク[編集]
リファレンス[編集]
- ↑ 囲碁女流棋士・万波三段、伊田八段と結婚スポーツ報知、2018年2月19日