仮設住宅
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仮設住宅(かせつじゅうたく)とは、地震などの災害により自宅を失った被災者に自治体が一時的に提供する住宅のことである。応急仮設住宅とも言われる。プレハブの長屋形式が多く、家賃は無料である。入居期限は原則2年であるが、延長される場合がある。空き地に建設されるプレハブや木造などの「建設型」と自治体が民間住宅を被災者に提供する「借り上げ型」のみなし仮設がある。東日本大震災で建設型仮設住宅の用地確保並びに建設に時間がかかったことから、借り上げ型が主流となりつつある。
平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災の被災地では収入のある世代は自力で自宅を再建し、比較的早期に退去している。一方、視力や生活力に乏しい高齢者らは自治体が整備する賃貸の災害公営住宅の完成を待ち、入居が長期化する傾向にある。
関連項目[編集]
- 仮設住宅が作られた過去の災害
- 類似の建造形式