代宗 (唐)
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代宗(だいそう、726年 - 779年[1])は、唐の第11代皇帝(在位:762年 - 779年[1])。姓名は李豫(りよ)[1]。
生涯[編集]
第10代皇帝・粛宗の長男[1]。安史の乱が起こると父の粛宗が即位し、李豫は天下兵馬元帥に任命されて長安や洛陽を燕から奪回するのに軍功を立てた[1]。758年に皇太子に封じられ、762年に祖父の玄宗、次いで父の粛宗が崩御したのに伴い、皇帝に即位する[1]。代宗は長男の李适を天下兵馬元帥に任命し、燕の史朝義討伐や河北平定に従事させ、763年に遂に安史の乱を平定した[1][2]。
しかし鎮圧はできても節度使の力を抑えることはかなわず、唐は地方分権化に急速に移行して皇帝権力は著しく弱体化した[1]。779年に54歳で崩御。跡を皇太子の李适が徳宗として継いだ。
宗室[編集]
后妃[編集]
- 睿真皇后沈氏
- 崔妃
- 貞懿皇后独孤氏
子[編集]
- 李适(徳宗)
- 昭靖太子(鄭王)李邈
- 均王李遐
- 睦王李述
- 丹王李逾
- 恩王李連
- 韓王李迥
- 簡王李遘
- 益王李迺
- 隋王李迅
- 荊王李選
- 蜀王李遡
- 忻王李造
- 韶王李暹
- 嘉王李運
- 端王李遇
- 循王李遹
- 恭王李通
- 原王李逵
- 雅王李逸