人は見た目が9割
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人は見た目が9割(ひとはみためがきゅうわり)は、さいふうめいによって著された書籍。
概要[編集]
著者は大学で8年ほどコミュニケーションの講義を行い講義ノートが溜まり、それを書き起こしたのがこの書籍[2]。
全てを左右するのは見た目であるとする。私たちの周りには言葉以外の膨大な情報があり、これらの持つ意味を考える。社会学や心理学などのあらゆるジャンルの知識が駆使されている[1]。
著者が広義に見た目としているのは、外見、動き、表情、声、空間、接触、色とにおいの7つ[2]。
この書籍がヒットしたことで、人が他人に好意を抱く理由は9割が見た目であるという認識が広まった[3]。
この本で多く誤解されてきたのが、見た目とは容姿やルックスと言う意味ということになること。本書では見た目とは言葉以外の情報で、非言語なものの総称としている。相手から受け取る情報は非言語情報が圧倒的に多いため[4]。
2007年に放送されたフジテレビジョンのテレビ番組では、著者も出演してこの書籍に書かれている事実が検証される[5]。
トーハン調べの2006年ベストセラーランキング総合で7位、新書・ノンフィクションで2位[6]。
日本著者販促センターの2006年ベストセラー30で6位[7]。
脚注[編集]
- ↑ a b “竹内一郎 『人は見た目が9割』 | 新潮社” (日本語). www.shinchosha.co.jp. 2023年7月9日確認。
- ↑ a b “スマホ時代だからこそ、ここへきて「人は見た目が9割」が大切なワケ(竹内一郎) @gendai_biz” (日本語). 現代ビジネス (2019年9月27日). 2023年7月9日確認。
- ↑ “人は見た目が何割? 「9割説」の根拠、詳しく分析” (日本語). 日本経済新聞 (2022年6月18日). 2023年7月9日確認。
- ↑ “「見た目で人を判断するな」の声に『人は見た目が9割』著者はどう答えるか” (日本語). デイリー新潮 (2021年3月26日). 2023年7月9日確認。
- ↑ “人は見た目が9割~新生活スタートスペシャル~” (日本語). フジテレビ. 2023年7月9日確認。
- ↑ “2006年年間ベストセラー”. トーハン. 2023年7月9日確認。
- ↑ “2006年 ベストセラー30 (平成18年)” (日本語). www.1book.co.jp/. 2023年7月9日確認。
- ↑ “成功する人はなぜ「見た目を重視」する?田中角栄にも鉄の掟があった” (日本語). ダイヤモンド・オンライン (2022年5月15日). 2023年7月9日確認。