交通巡視員
ナビゲーションに移動
検索に移動
交通巡視員(こうつうじゅんしいん)とは、違法駐車の際にミニパトでやって来てチョークで線を引いていく女性のことである。ミニパトに乗っているため、また警察官の制服を着ているため、警察官であると思われがちであるが、警察官ではない。そのため、犯罪者を逮捕する権利も所持しておらず、また拳銃も所持していない。ただし、ミニパトには本物の警察官が乗っている場合もある。交通巡視員と警察官の違いを見極めるためには、制服の襟や胸元に階級章が付いているならば警察官であり、それが無ければ交通巡視員である。
交通巡視員は地方自治体が条例に基づいて置く制度のため、全国のどの県にもいるわけではない。東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・京都府・福岡県といった大都市には交通巡視員はほとんど存在しない。大都市では交通整理以外にもオールマイティーに働く婦警のほうが必要とされているためである。