五輪休戦決議(ごりんきゅうせんけつぎ)とは、五輪あるいはパラリンピック期間に合わせて武力紛争を控えるように呼び掛ける国連の決議である。スポーツを通じて平和の大切さを発信する狙いがあるとされている。古代ギリシャで往来する選手や観客の安全を確保するために行われたという「五輪休戦」の故事に倣ったものである。1992年に国際オリンピック委員会(IOC)が提唱し、1993年に翌年のリレハンメル冬季五輪に向けて初めて採択されている。