事大主義
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事大主義(じだいしゅぎ、英:Sadaejuui)とは、強い者、あるいは国に従うという主義・思想。
概要[編集]
アジアの小国が取る外交戦略として用いられ、例えば朝鮮や琉球王国では事大主義に基づき、より強い中国の王朝に従っていた模様[1]。
欠点[編集]
この主義・思想の欠点は、強い国というのは時代によって変わる事がある、という点である。
例えば、親明だった李氏朝鮮が親明を貫いて、北に接する後金(のちの清)の攻撃を受け事大の乗り換えを強いられた。
また、高宗時代は実権者によって事大の対象が変わり、興宣大院君は一貫して清に事大したが、閔妃は興宣大院君から実権を奪った当初は、日本寄りだったが、後に清への事大に乗り換え、さらに日清戦争で清国が敗れると清との朝貢は廃れたが、今度はロシアに事大する方針を取った。
脚注[編集]
- ↑ “半島国家の悲しき世界観”. SANKEI DIGITAL (2014年11月). 2019年1月31日確認。