乞田川

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乞田川(こったかわ)は、稲荷橋(多摩市鶴牧1丁目)上流200メートルを上流端として、大栗川に合流点する全長河川延長4.43㎞の一級河川である[1]

概要[編集]

乞田川は、かつて「暴れ川」と呼ばれ、洪水の度に流れを変えていた。 多摩センター駅の北側を西から東に流れ、永山駅の手前付近で北に向きを変え、聖蹟桜ヶ丘駅方向に流れ、川崎街道の手前で西方向からの大栗川と合流する。

新選組[編集]

乞田川の名称は流域の乞田の地名から取られいる。幕末の貝取村瓜生(多摩市貝取)に、「乞田鍛冶」と呼ばれる刀鍛冶がいた。「乞田鍛冶」と呼ばれた浜田吉之・正之兄弟は、麥花塚をつくった浜田麥花(助左衛門[一重])の息子で、新選組隊士の刀や三多摩壮士の杖刀が知られている。 新選組資料館に「代々伝わる槍」として、新選組刀剣の乞田鍛冶『吉之』の銘が入った槍が展示されている。

桜の名所[編集]

乞田川の春は多摩センター付近の桜の名所である[2]。 多摩センター駅から永山駅にかけての乞田川の両側約3kmにわたり500本以上の桜が植えられている[3]。桜の開花時期が近づくと、川の両岸に提灯が下がる[4]

参考文献[編集]