久谷與四郎

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久谷 與四郎(ひさたに よしろう、1938年 - )は、労働評論家。元・読売新聞論説委員。

富山県生まれ。1960年上智大学新聞学科卒業、読売新聞社に入社。社会部記者として労働問題を担当。社会部次長、論説委員(労働、社会保障問題担当)を経て、1987年から労務部長、労務担当補佐、総務局長などを歴任。1999年6月役員待遇・北海道支社長で退社[1]。同年7月~2003年日本労働研究機構(JIL)理事[1][2]。2009~2012年日本労働ペンクラブ代表[3]

著書に社団法人全国労働基準関係団体連合会の月刊誌『らいふ』の2006年4月号~2010年3月号まで連載した記事「労働関係のルーツを訪ねて」に加筆修正した『労働関係はじめてものがたり×50』(全国労働基準関係団体連合会、2011年)[4]UAゼンセンの月刊誌『Yuai』の2012年1月号~2017年3月号まで63回にわたって連載した記事をまとめた『日本の労働運動100年』(富士社会教育センター、2017年)などがある[5][6]

2011年に千葉県流山市で結成された市民団体「みやぞの池と坂川を活かしたまちづくり市民の会」会長[7]

著書[編集]

  • 『くらしと交通』(国土社[社会科学習文庫]、1971年)
  • 『労働界見聞録――組織と人の実像・虚像』(編著、東洋経済新報社、1981年)
  • 『小学校社会科全集 16 交通と国土の開発』(国土社、1982年)
  • 『単身赴任をどうとらえるか』(工藤秀幸、山田精吾、北村金三、鹿島敬、橋田保正、今井保次共著、日本生産性本部、1984年)
  • 『学習図説小学校社会科全集 13 日本の交通と運輸』(高野尚好、菊地家達監修、国土社、1993年)
  • 『ワーク・ライフ・バランスの実践――企業事例に見るその手法と実際』(編著、日本リーダーズ協会、2007年)
  • 『事故と災害の歴史館――"あの時"から何を学ぶか』(中央労働災害防止協会[中災防新書]、2008年)
  • 『労働関係はじめてものがたり×50』(全国労働基準関係団体連合会編、全国労働基準関係団体連合会、2011年、改訂版2014年)
  • 『働く人を守る――「連合」25年の実像と役割』(編著、日本リーダーズ協会、2015年)
  • 『坂川と人々のくらし』(執筆・編集、みやぞの池と坂川を活かしたまちづくり市民の会、2017年)
  • 『日本の労働運動100年――温故知新 いま原点に立つ 大正元年・友愛会創設から連合結成まで』(UAゼンセン友愛労働歴史館監修、富士社会教育センター、2017年)
  • 『連合運動史 第5巻』(連合運動史刊行委員会編、飯田康夫共著、連合運動史刊行委員会、2018年)

監修[編集]

  • 『労働組合よしっかりしろ』(日本リーダーズ協会、2000年)
  • 『介護労働現場からの叫び――介護保険制度、スタートから三年を検証する』(日本リーダーズ協会、2003年)

出典[編集]

外部リンク[編集]