中波放送(ちゅうぱほうそう)とは、波長180メートル〜550メートル(周波数は530kHz〜1602kHz(キロヘルツ))の中波を用いる放送。
振幅変調された電波で送信されるためAM放送と呼ばれている。放送波はAMラジオで音声に復調され、聴くことができる。
日本では、NHKが日本津々浦々に中継局を設けて放送を行っており、民放は群馬、奈良を除く各都道府県に県域もしくは広域圏の親局送信所(山陰地方は2県エリア)がある。
昨今、FM補完中継局を活用する中波放送休止の実証実験が行われており、この一環で山口放送が事実上、中波放送から離脱している。