世代
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世代(せだい)とは、近い時期に生まれた人を一括りにして呼ぶもの。世代の幅は、おおむね数年から十数年であることが多い。
江戸時代後期以降の日本の主な世代[編集]
括弧内はその世代のものが生まれた年を指す。開始年、終了年は資料によって1、2年前後することがある。
- 文化世代(1804-18)
- 文政世代(1819-30)
- 天保世代(1830-45)
- 弘化世代(1845-48)
- 嘉永世代(1848-54)
- 幕末世代(1853-68)
- 明治世代(1868-1912)
- 大正世代(1912-26)
- 昭和世代(1926-89)
- 就職氷河期世代(1970-83、諸説あり[1])
- 団塊ジュニア世代(1971-74)
- ポスト団塊ジュニア世代(1975-83)
- キレる17歳世代(1982年4月2日-87年4月1日)
- プレッシャー世代(1984-87)
- デジタルネイティブ(1980-)
- 新人類ジュニア(1985-89)
- ミレニアル世代(1980-2000)
- リーマンショック世代(1987年4月2日-90年4月1日)
- さとり世代(1987-2004)
- ゆとり世代(1987-2004)
- 平成世代 (1989-2019)
- コロナ世代(2001-14)
- 脱ゆとり世代(2004-)
- スマホネイティブ(2005-)
- 令和世代(2019-)
- コロナネイティブ(2020-)
アメリカ式の世代[編集]
この分類法はアメリカにて発明され、近年日本でもよく使われるようになっている。1966年からの15年間に誕生したものをX世代、以下、アルファベット→ギリシア文字順に15年ずつ区切る。
以後はまだ生まれていない世代であるが、そのまま順番に区切ると、
- 2026-40年生:β世代
- 2041-55年生:γ世代
- 2056-70年生:δ世代
- 2071-85年生:ε世代
- 2086-2100年生:ζ世代
- 2101-15年生:η世代
- 2116-30年生:θ世代
- 2131-45年生:ι世代
- 2146-60年生:κ世代
- 2160-75年生:λ世代
- 2176-90年生:μ世代
- 2191-2205年生:ν世代
- 2205-20年生:ξ世代
- 2221-35年生:ο世代
- 2236-50年生:π世代
- 2251-65年生:ρ世代
- 2266-80年生:σ世代
- 2281-95年生:τ世代
- 2296-2310年生:υ世代
- 2311-25年生:Φ世代
- 2326-40年生:χ世代
- 2341-55年生:ψ世代
- 2356-70年生:ω世代
のようになる。なお、X世代よりも前のW世代(1951-65年生)、V世代(1936-50年生まれ)と言った分類が使われることはまれであるが、「A世代」は単純計算で1621-35年生の世代になり、さらにこの一つ前の「プレA世代」を仮定すると1606-20年生の世代が該当し、ちょうどアメリカ大陸の植民地化が始まった年代に相当する。
ストラウス・ハウの世代理論[編集]
ウィリアム・ストラウスとニール・ハウが考案した世代の区分方法。中世の1433年から現代までを25の世代に分類し、4つごとに「サエクルム」にまとめる。サエクルムはほぼ人間の寿命と等しく、このサイクルで世代が循環するとされる。
サエクルム | 1つ目の世代(黄金時代) | 2つ目の世代(目覚めの時代) | 3つ目の世代(回帰の時代) | 4つ目の世代(危機の時代) | 期間 |
---|---|---|---|---|---|
中世後期サエクルム | なし | なし | アーサー世代 | 人間主義世代 | 1433-82 |
改革サエクルム | 改革世代 | 報復世代 | エリザベス世代 | 議会世代 | 1483-1587 |
新世界サエクルム | 清教徒世代 | 騎士世代 | 名誉世代 | 啓蒙世代 | 1588-1700 |
革命サエクルム | 覚醒世代 | 自由世代 | 共和世代 | 妥協世代 | 1701-91 |
内戦サエクルム | 超越世代 | 金ぴか世代 | なし | 進歩世代 | 1792-1859 |
超大国サエクルム | 宣教世代 | 失われた世代 | 最も偉大な世代 | 沈黙の世代 | 1860-1942 |
千年紀サエクルム | ベビーブーマー | 第13世代 | ミレニアル世代 | 故郷世代 | 1943- |
- ↑ 1970-2000とも言われている。終わりはもっと延びるかもしれない。