三奉行(さんぶぎょう)とは、江戸幕府の役職のうち、寺社奉行(じしゃぶぎょう)・勘定奉行(かんじょうぶぎょう)・町奉行(まちぶぎょう)の3つの重要な奉行のことを言う。この三奉行のうち、最も格が高いのは寺社奉行であり、他の2奉行は旗本が就任するのに対して、寺社奉行のみは譜代大名が奏者番を兼任する形となっていた[1]。