三井田一男
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三井田 一男(みいだ かずお、1918年 - 1977年10月2日)は、大阪市政調査会常務理事[1]。
山口唯研[2]、ロシア哲学研究会の中心メンバー[3]。1959年6月に東京の大井正、大阪の森信成、札幌の岩崎允胤らと各地唯研の連絡組織として日本唯物論研究会(日本唯研)を結成した[4]。1962年に山口県から招聘され、大阪市政調査会初代事務局長に就任した。1974年に大阪市政調査会常務理事となり、後任の事務局長には大森誠人が就任した[1]。1977年10月2日に死去。1978年3月の『市政研究』38号に大森誠人「追悼 三井田一男氏を悼む」が掲載された[5]。1978年5月に刊行されたバラバシェフ著、三井田一男訳『現代資本制地方自治論』(新泉社)は遺稿[6]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『現代経営思想と大衆社会理論――「現代的」近代政治学』(学術出版社、1963年)
- 『毛沢東の哲学――マルクス主義の常識と非常識』(合同出版、1967年)
- 『現代思想教程』(三一書房、1977年)
共編著[編集]
- 『弁証法的唯物論』(森宏一、鈴木進共著、青木書店[現代哲学全書]、1956年)
- 『日本の都市政策』(高田康治共編、合同出版、1968年)
訳書[編集]
- バラバシェフ『現代資本制地方自治論』(新泉社、1978年)