一次方程式

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一次方程式(いちじほうていしき)は、移項して整理した際にax+b=0(a、bはxについて定数(ただしaは0でない数)、xは未知数)の形に表すことができる方程式のことである。方程式の中では最も基礎的なものである。bを右辺に移項するとax=-bとなるので、両辺をaで割るとx=-(b/a)となり、一応これが一次方程式の解の公式となるが、自明であるために、解の公式として言及されることは少ない。また、「3x+7y=10」のように、未知数がn個ある一次方程式をn元一次方程式という。2元以上のn元一次方程式はそのままでは解くことができないが、同じ未知数を持つn元一次方程式(ただし両辺を何倍かして元と同じ方程式になるものを除く)をn個組み合わせて連立することによって解くことは可能である。

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