ヴィルヘルム
ヴィルヘルム (Wilhelm) は、ドイツ語圏の男性名。北欧にも見られ、場合によってはVilhelmと綴られる。古高ドイツ語 Willahelm に由来し、Willa は「意志」、helm は「兜」を意味する。女性形はヴィルヘルミナ (Wilhelmina)。
英語名ウィリアム、オランダ語名ヴィレム、フランス語名ギヨーム、イタリア語名グリエルモなどが対応する名前である。
王侯・貴族[編集]
- ヴィルヘルム・フォン・プロイセン【曖昧さ回避】
- ヴィルヘルム1世【曖昧さ回避】
- ヴィルヘルム2世【曖昧さ回避】
- ヴィルヘルム3世【曖昧さ回避】
- ヴィルヘルム4世【曖昧さ回避】
- ヴィルヘルム5世【曖昧さ回避】
- ヴィルヘルム6世 (ヘッセン=カッセル方伯)
- ヴィルヘルム7世 (ヘッセン=カッセル方伯)
- ヴィルヘルム8世 (ヘッセン=カッセル方伯)
- ヴィルヘルム (オーストリア公)
- ヴィルヘルム (ナッサウ公)
- ヴィルヘルム (セーデルマンランド公)
- ヴィルヘルム (リューネブルク公)
- ヴィルヘルム (ブラウンシュヴァイク公)
- ヴィルヘルム・フォン・ホーエンツォレルン=ジグマリンゲン
- ヴィルヘルム・ファン・ホーラント
詳細は「ウィレム2世 (ホラント伯)」を参照
その他の人名[編集]
ファーストネーム
- ヴィルヘルム・アッカーマン
- ヴィルヘルム・オストヴァルト
- ヴィルヘルム・カイテル
- ヴィルヘルム・グストロフ
- ヴィルヘルム・グリム
- ヴィルヘルム・ケンプ
- ヴィルヘルム・シッカート
- ヴィルヘルム・シュトゥッカート
- ヴィルヘルム・ステーンハンマル
- ヴィルヘルム・ディルタイ
- ヴィルヘルム・ヌセルト
- ヴィルヘルム・バックハウス
- ヴィルヘルム・ビットリヒ
- ヴィルヘルム・ヒットルフ
- ヴィルヘルム・ファトケ
- ヴィルヘルム・フォン・フンボルト
- ヴィルヘルム・フリック
- ヴィルヘルム・フリットナー
- ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ
- ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
- ヴィルヘルム・ベーア
- ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル
- ヴィルヘルム・ライヒ
- ヴィルヘルム・ルー
- ヴィルヘルム・レキシス
- ヴィルヘルム・レントゲン
- ヴィルヘルム・ヴィンデルバント
- ヴィルヘルム・ヴィーン
- ヴィルヘルム・ヴェーバー
- ヴィルヘルム・ヴント
ミドルネーム
- ウルリヒ・フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヨアヒム・フォン・リッベントロップ - ドイツの政治家、実業家
ワイン商を経て、ヒトラー内閣の外務大臣を務める。戦後、戦犯として死刑判決を受け、刑死。
- エーリヒ・フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルーデンドルフ - ドイツの軍人
第一次大戦において、ヒンデンブルクを補佐する。戦後は政治活動にも取り組む様になり、1920年のカップ一揆に参加。又、1923年にはヒトラーと組んでミュンヘン一揆を引き起こした。
- エルンスト・ヴィルヘルム・ボーレ - ドイツの政治家。
国家社会主義ドイツ労働者党の外国組織部(NSDAP/AO)指導者。親衛隊所属でもあり、最終階級は親衛隊大将。戦後、ニュルンベルク裁判で証人となった他、ニュルンベルク継続裁判の一つである大臣裁判では被告となり、懲役刑を言い渡された。
- ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアン - ドイツの軍人
電撃戦を考案・実践した人物として知られる。最終階級は上級大将。第二次世界大戦後、偉大な戦術家の一人として西側諸国から高い評価を受ける。
- フリードリヒ・ヴィルヘルム・ピクシス - ドイツのヴァイオリニスト、作曲家
- フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルプルク - ドイツの音楽評論家、音楽理論家、作曲家
- ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング - ドイツの軍人、政治家
第一次大戦でエースパイロットとして名声を得る。軍における最終階級は、ドイツ国防軍での最高位である国家元帥。1922年にナチスに入党。ナチスが第一党になった際に国会議長を務めた他、ナチス政権下において、航空大臣、空軍総司令官、経済大臣、四ヶ年計画全権責任者、プロイセン州首相、狩猟長官、森林長官などの要職を歴任。また、プロイセン州首相時代にはゲシュタポを創設し、ヒムラーがその座に就くまで、その長官としても活動した。戦後は戦犯として捕らえられ、ニュルンベルク裁判で死刑判決を受けるも、処刑直前に密かに持ち込んだ青酸カリで服毒自殺を遂げた。
伝承[編集]
- ヴィルヘルム・テル
詳細は「ウィリアム・テル」を参照