ロリータ・コンプレックス
ロリータ・コンプレックス(和製英語: Lolita complex, フランス語: Lolita Complex, ドイツ語: Lolitakomplex)またはロリコン(和製英語: lolicon, 仏: lolicon, ドイツ語: Lolicon, 中国語: 蘿莉控)は、性愛の対象者として幼女・少女に偏執する男性の異常心理、またはそのような男性である[1]。少女の姿をした天使に心ごと奪われてしまった…一言で言うとヘンタイですな。彼らのストライクゾーンは6歳くらいの膨らみ始めた硬い蕾から12歳くらいの開花途上の初花である。
語源はウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』に登場する12歳の少女ドローレス・ヘイスの愛称であるロリータ[2]。ただし日本国内では独自の概念として呼称されている。
しかし、単純に生物のオスとして評価すると、そのような非常に若いメスに発情するのは正しくない・そもそも排卵がないので妊娠できないか、出産時に母子ともにハイリスクとなり、自らの遺伝子を少しでも多く次の世代に残すという大目的に反する。にもかかわらず、なぜこれだけの数(人口に対する比率)のロリコンが今日まで生き残っているのだろうか。竹内久美子はドーキンスの『利己的遺伝子』説に照らして「たぶんエラーでしょう」と斬って捨てる[3][4]。とはいえ、「単なるエラー」ならば、なぜこれだけの数のロリコンが生き残っているのか? ショタコンもエラーではないのか? そういった疑問は残る。
一つの可能性として、ロリコンは目の前の対象を自分の娘か孫と錯覚しているという仮説も成り立つ。自分の子供や孫を大事にする遺伝子は淘汰の過程で生き残ったと考えられるため、理にかなっている。年下の(性欲の対象にはならない)子供に翻弄されることがキモチイイのがロリコンであるという説もある。ほとんどのジジババは親バカであったり孫バカであったりするのはこれで説明できる。ルイス・キャロル(数学者であるチャールズ・ラトウィッジ・ドジスン)は良い意味で「ロリコン」であった。また、アルバート・アインシュタインは近所に住んでいる女の子に数学を教えていたという話がある。母親が恐縮して謝りにきたときに「いえいえ、私が教わったこのほうがよっぽど多いのですよ」と言ったというエピソードもある。
また、竹内久美子は「生物としてのヒトの性質はその大部分が狩猟採集時代に作られた」とも言っている。狩猟採集時代の方がずっと長いのだから当然と言えば当然であるが。では、狩猟採集時代のロリコンは生存に有利だったのか。「この個体は幼い個体のお守をさせた方が群全体にとって有益である」と判断されたらどうか。少なくとも狩猟採集より安全だ。結果としてロリコンの遺伝子は次の世代に残る。一生の間幼女にしか発情できない強いロリコン[5]でも、遺伝子を残せる可能性はある。ロリコン遺伝子を共有する親族が同じ群にいるだろうから、彼らが生殖すれば遺伝子自体は消えない(血縁淘汰)。以上の仮説をロリコン保育士仮説と呼ぶ[要出典]。
もっとも、相手が成長して結婚年齢に達して歳の差婚、というオチもないではない。まさにロリ婚である
脚注[編集]
- ↑ 『ロリータコンプレックス』 - コトバンク
- ↑ 『ロリータ』 - コトバンク
- ↑ 竹内久美子 『遺伝子が説く! 愛と性の「なぜ」』 文藝春秋、2003年11月15日、第1刷、45-47頁。ISBN 4-16-365470-4。
- ↑ 竹内久美子は正当なアカデミックの世界からは黙殺され、一顧だにされていない似非科学者である。あ、これ、ここだけのナイショな
- ↑ ここでの「強い」は数学地方の方言である
関連項目[編集]
関連作品[編集]
- しまだ『40センチの初恋』(KADOKAWA)