レイモンド・チョウ
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レイモンド・チョウ(Chow Man Wai, Raymond、1927年10月8日 - 2018年11月2日)は、イギリス領香港出身(本籍は広東省潮州)の映画プロデューサー。ゴールデン・ハーベストの設立に関わり、長く会長を務め、「香港映画の父」と呼ばれた。ブルース・リーやジャッキー・チェンら多くの名優を育てたことで知られている。
生涯[編集]
香港生まれで、英字メディアの記者などを経て、1950年代に香港の大手映画制作会社・ショウ・ブラザーズに入社する。1970年に独立してレナード・ホーらと共に映画製作会社・ゴールデン・ハーベストを設立する。ブルース・リーを起用したカンフー映画・「ドラゴン危機一発」(1971年)が香港で空前の大ヒットを記録したのをはじめ、「燃えよドラゴン」(1973年)なども日本を含む世界で人気を集め、ブルース・リーを一躍、国際スターに押し上げる。
2007年、ハーベスト社の株を売却して引退した。
2018年11月2日、91歳で死去した。
ジャッキー・チェンはその死にあたり、中国の短文投稿サイトに「どうぞ安らかに、先生の教えと精神を忘れず後の世代に伝えていきます」とコメントした。