ヨナグニサンとは、アトラスガの亜種である。
赤褐色の地に白や暗褐色、薄い黄色などの斑紋がある。
西表島と与那国島に生息する。石垣島では絶滅した。
食草は、アカギやモクタチバナ、キールンカンコノキ、ショウベンノキ、フカノキなど。
1985年(昭和60年)3月29日に沖縄県の天然記念物に指定された。
標準和名は、模式産地の与那国島に由来する。種小名は「琉球列島産の」と意味。
かつては「オオアヤニシキ」と呼ばれていた。
地方名として「アヤミハビル (「模様のある蛾」の意)」がある。