モトラド (キノの旅)
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モトラド[注 1]とは、時雨沢恵一[注 2]によるライトノベル[注 3]であるキノの旅[注 4]に登場する二輪車[注 5]の呼び名である。
概要[編集]
パースエイダー[注 6]と並ぶキノの旅を構成する要素の一つである。作中世界における「バイク」は半重力装置である「リフター」を装備するものをさしており、それとの区別のためにモトラドと呼ばれている。
作中においては主人公であるキノ[注 7]の相棒であるエルメスのほか、いくつかのモトラドが描かれている。また、エルメスを含めた一部のモトラドは「自我を持ち会話することができる」。作中世界においてはこれが普通のようであり、しゃべる戦車[注 8]も存在している。なお犬[注 9]もしゃべる。
作中世界においてはリフターを用いたバイク[注 10]が一般的となっており、モトラドは少々古い移動手段と思われている描写がある。一方、リフターが焼き付くと修理が容易でないため、メンテナンス性に優れるモトラドのほうが長旅には適していると言及されることもある。
作中に登場したモトラド[編集]
- エルメス
- キノの旅におけるモトラドの代表格。よくしゃべるが自分で動くことはできない。知識が豊富であり、相棒であるキノにツッコミを入れるものの、慣用句については変な間違いをしては逆に突っ込まれている。もっとも、正しい慣用句を知ったうえで敢えて間違っているのだが。
- 元ネタはブラフ・シューペリアSS100。バイク界のロールス・ロイスと呼ばれるブラフ・シューペリアによるハンドメイドの逸品。
- ジャン
- PS2のゲーム「キノの旅Ⅱ‐theBeautifulWorld‐」の主人公であるセイが所有するモトラド。作中で明確にしゃべったシーンはなく、一部でしゃべったと「思われる」シーンがあるのみ。ジャンという名は初代キノによるもの。
- イラストなどがなく、元ネタは不明である。