マーク・エスパー

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マーク・エスパー(Mark Thomas Esper、1964年4月26日 - )は退役軍人で企業経営者である。2019年に国防長官代行を短期間務めた。レイセオン(アメリカ合衆国の軍需製品メーカー)在職時の2015年と2016年に、政治専門紙の「ザ・ヒル」(The Hill)によりトップロビイストとされている。

概要[編集]

ローレル・ハイランズ高校を1982年に卒業した。米国の陸軍士官学校1986年に卒業し、工学士を得た。陸軍士官学校で成績優秀者リストに掲載され、リーダーシップでダグラスマッカーサー賞を得た[1]。1995年にハーバード大学ハーバード・ケネディ・スクール(公共政策大学院)で修士号を得た。2008年にジョージ・ワシントン大学で博士号(PhD)を得た。

第101空挺師団では、海兵隊将校となる。1990年から1991年にかけて、湾岸戦争では「叫ぶ鷲」(Screaming Eagles)に配属された。

1996年から1998年にかけて保守系シンクタンクであるヘリテージ財団の主任スタッフであった。1998年から2002年にかけて、アメリカ合衆国上院外交委員会の専門スタッフとなった。

2019年6月18日、マーク・エスパーはトランプ大統領から米国防長官代行として指名され、就任した[2]

2019年6月21日、シャナハン国防長官代行の指名辞退に伴い、空席の国防長官にトランプ大統領はマーク・エスパー陸軍長官を指名する意向を示した[3]

2019年7月23日、米国議会上院において賛成90、反対8で米国防長官の就任が承認された[4]。前任のジェームズ・マティス国防長官が2018年12月に辞任してから、約7ヵ月間空席が続いていた。同日、宣誓式を行い、着任した[5]

関連項目[編集]

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