マリオパーティ スーパースターズ

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マリオパーティ スーパースターズ(: Mario Party Superstars)は、任天堂から発売されたNintendo Switch用パーティゲーム。公式の略称は特にないが、「マリパSS」「マリオパーティSS」などと略されることもある。 [1]

概要[編集]

マリオパーティシリーズの家庭用ゲーム機としては12作目にあたる作品。2021年10月29日に全世界で発売された。

初代マリオパーティからリメイクされた5つのボードゲーム用マップと、歴代マリオパーティシリーズ作品から厳選された100つのミニゲームを収録。

なお、全てのモードがオンラインプレイに対応しており、ボードゲームモードではフレンドプレイ中に一旦セーブして保存したり、オンラインプレイ時にスタンプを使ってコミュニケーションをとることも可能である。

ボードゲームモード[編集]

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メニュー画面(広場)の中央にある土管を選択すると、4人対戦でボードゲームで戦う「ボードゲームモード」をプレイできる。ゲームを始まる前にノコノコの案内の元「使用キャラクター」「COMプレイヤーの強さ」など基本的なゲームルールを設定できる。 ゲームを開始するとまずマップのストーリー等の説明を聞き、サイコロを振り出た目が大きい順でプレイがスタートとなる。

設定可能項目[編集]

  • 参加キャラクター
    • 詳細は後述。
  • COMの強さ
    • やさしい
    • ふつう
    • つよい
    • たつじん
  • マップ
    • ヨッシーのトロピカルアイランド
    • スペースランド
    • ピーチのバースデーケーキ
    • グルグルのもり
    • ホラーランド
  • ターン数
    • 10ターン(プレイ時間の目安:30分)
    • 15ターン(プレイ時間の目安:45分)
    • 20ターン(プレイ時間の目安:60分)
    • 25ターン(プレイ時間の目安:75分)
    • 30ターン(プレイ時間の目安:90分)
  • ボーナススター
    • あり
    • 固定
    • なし
  • ミニゲームの説明
    • あり
    • なし
  • ハンデ
    • あり
    • なし
  • ミニゲームパック
    • ノーマル
    • ファミリー
    • アクション
    • NINTENDO 64
    • ゲームキューブ
    • テクニック

基本的なルール[編集]

自分の番になったらサイコロをたたき、出た目の数だけステージ上のマスを進む。移動後、止まったマスの種類に応じて、さまざまなイベントが発生する。

4人がサイコロを振り終わりマップ上のイベントが終了すると、1ターンの流れが終わり、ミニゲームが発生する。

ミニゲームが終わり、次のターンがはじまると、ミニゲームの結果に応じてコインを入手できる。この流れを決められた回数だけ繰り返す。 残り5ターンになると、途中経過が発表され、ランダムでプレイヤーが指名される。指名されたプレイヤーは20コインかアイテムのいずれかで贈られる。[2]

決められたターン回数が経過するとゲーム終了となり、ルールの設定によってはボーナススターの受賞者の発表が行われ、結果発表時点でスターを一番多く持っていたプレイヤー(スター数が同じであれば1コインでもコインを多く持っていたプレイヤー)が勝利となる。


マス[編集]

プラスマス
青色のマス。止まると3コイン(ラスト5ターン以降は6コイン)もらえる。加えて、低確率で「隠しブロック」のイベントが発生しコインやスターがもらえることがある。
マイナスマス
赤色のマス。止まると3コイン(ラスト5ターン以降は6コイン)失う。
ハプニングマス
緑色のマスで、「!」マークが描かかれている。マスに止まると、そのマスの位置やマップの種類によってさまざまなイベントが発生する。
アイテムマス
キノコのマークが描かれている緑色のマス。止まると1人用のミニゲームがランダムで発生し、ミニゲームの結果に応じて1つアイテムを獲得できる。ただし、クッパJr.が選ばれるなどして何も獲得できない場合もある。
VSマス
VSの文字が書かれている青色のマス。止まると、プレイヤー全員のコインが一定数回収され、「4人ミニゲーム」で競う。ミニゲーム終了後、結果の順位に応じて回収されたコインをもらえる。イベント終了後はプラスマスに変化し、それ以降はマスに止まってもイベントは発生しない。
ラッキーマス
四つ葉のクローバーが書かれている緑のマス。マスに止まると、プレイヤーにとって有利なイベントがランダムで発生する。
チャンスマス
左右の矢印マークが書かれた青のマス。止まると回転しているブロックをたたき、出た絵柄の内容に応じてプレイヤー2人同士でスターやコインのプレゼントや交換を行う。
クッパマス
止まるとクッパが出現し、プレイヤーにとって不利な「クッパイベント」が発生する。止まったプレイヤーのみならず、プレイヤー全員が選ばれるイベントも発生することがある。
ノコノコバンクマス
ノコノコバンクのマスを通過すると募金として3コインをとられる。募金額はプレイヤーが通るほど増えていく。マスにぴったり留まったプレイヤーは、それまでに溜められたコインを全て獲得できる。

問題・トラブル[編集]

MOD・改造ツール[編集]

ゲームの発売直後の2021年10月30日に、何者かがニコニコ動画に、ソフトを改造(MOD)してプレイする動画を投稿していたのが確認された。

これは、ミニゲーム等のBGMをNitendo 64バージョンのものに変更するMODで、コメントは一件もついていないが、今度はオンライン対戦時にミニゲーム等で不正行為をする悪質なMODが発見されるかもしれない。[要出典]

また、マリオパーティの過去作では、「TAS」とよばれるボットツールやエミュレータを用いてタイムアタックを追求する動画も投稿されていたため、今作でも「TAS」の動画がアップロードされるかもしれない。[3]

登場キャラクター[編集]

プレイヤーとして選択可能なキャラクター[編集]

その他のゲームモード[編集]

キノピオショップ
冒険やミニゲームマウンテンなどで集めたコインで、スタンプやマリパカードのデザインなどを購入できる。
フレンドハウス
「部屋」を作り、フレンドと一緒にゲームをプレイできる。
ミニゲームマウンテン
「ミニゲームマウンテン」では、7つのモードでミニゲームが遊べる。遊べるモードは以下の通り。
フリープレイ
好きなミニゲームを自由に選んでプレイできる。
タッグマッチ
2vs2で分かれてミニゲームをプレイする。
3人チャレンジ
1vs3ミニゲームで対戦する。
サバイバル
オンラインモードの1人プレイ専用で、何連勝できるか、世界中のプレイヤーと勝負できる。
デイリートライヤル
毎日変わるミニゲームパックでオンライン対戦できる。
コインバトル
ミニゲームで集めたコインの数を競う。
オプションハウス
BGMのCPUの速さなどの設定を変更できる。
データハウス
主にゲームプレイやキノピオショップで入手した記録や称号等を確認できる。
ミュージック
キノピオショップで購入したミュージックを聴ける。
マリパカード
マリパカードは、ゲーム内でのプロフィールカードのようなもので、オンライン対戦時にも表示される。「マリパレベル」「好きなミニゲーム」「拍手数」「コイン数」「好きなボード」「好きなミニゲーム」「好きなシリーズ」「好きなキャラクター」が含まれていて、「称号」やカードのデザインも変更できる。
スタッフクレジット
マリパレベルが50以上になったときに確認できる。その名の通りスタッフロールが表示される。
図鑑
図鑑は、ゲームの登場キャラクターや攻略のコツなどを図鑑形式でまとめたもの。キノピオショップで購入できる。
称号
様々な条件をゲームプレイによってクリアすることにより「称号」を獲得できる。
ニューレコード
一部のミニゲームは「ハイスコア」機能があり、そこで得た記録を確認できる「。
ミニゲームの勝率
その名の通りミニゲームの勝率を、「得意順」「苦手順」などで比べられる。
ミニゲームマウンテンの記録
ミニゲームマウンテンで得た記録を確認できる。
記念写真
このゲームでは冒険の最終結果に応じて記念写真が作成され、そこで得た最新の写真を確認できる。

用語[編集]

この節では、ゲーム内外でよく使われている用語をまとめる。

マリパレベル
マリパレベルは、このゲーム内でのプレイヤーのレベルである。ゲームプレイの結果に応じてレベルを上げることができ、最大99レベルまで上げられる。
コイン
コインは、大きく分けて2つの定義がある。
1つ目の定義
スゴロクモードでゲーム内通貨として使われるコイン。アイテムやスターの購入などに使える。ミニゲームなどでも入手できる。
2つ目の定義
スゴロクモードやミニゲームマウンテンなどで入手できるコイン。スタンプや図鑑などを購入できる。
スタンプ
スタンプは、ゲームプレイ時にコミュニケーションとして使える定型文のようなものである。全67種類ある。オンラインプレイ時には、他のプレイヤーが送信したスタンプを受信するかしないか設定できる。

脚注[編集]

  1. #マリオパーティss”. YouTube. 2021年11月19日確認。
  2. 指名されるプレイヤーの条件については公開されていないが、4位のプレイヤーが指名される傾向がある。[独自研究?]
  3. ただ、その可能性は低いだろう。なぜなら、「TAS」は64GCといった古い機器を対象に行われていたため、Switchで「TAS」を行うことは難しいと思われるからだ。