マトヴェイ・ケヴァメス
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マトヴェイ・マトヴェエヴィチ・ケヴァメス(ロシア語: Матвей Матвеевич Кевамес、1894年6月10日 - 1964年1月?日)は、ロシア帝国の水兵、ソビエト連邦の探検家、電気技師。エストニア人。
生涯[編集]
ロシア帝国リフリャンディヤ県 クレサーレ地区 のムーン島 (現:ムフ島) の漁師の家に生まれた。
村の学校と郷の専門学校で初等教育を受け、「内燃機関整備士-取り付け工」の資格を取得した。
1911年から海軍に召集される1915年までに、石工やバルト海の船員として働いた。
海軍勤務時はオートバイ小部隊に所属し、情報伝達の仕事に従事した。
1917年に病気のため、ロストフ・ナ・ドヌの軍病院に入院し、退院後2カ月間の自宅療養を経て復帰した。
1918年、砕氷船イェルマークに乗り込み、機械工としてバルチック艦隊氷上作戦に参加した。このことをきっかけとして、1918年末に赤軍に志願し、第1水兵部隊に所属した。1919年末から1929年まで、イェルマークに戻って電気技師として働いた。
1928年、ソビエト連邦共産党に入党した。1929年から1934年末まで、砕氷船クラーシンの 上級電気技師として働くなかで、カラ海遠征 (1929年) [1]やヴァイガチ島への航海 (1932年冬) 、レナ川遠征 (1933年) [2]などに参加し、探検家としての名を上げた。1938年にスタハノフ運動の主な英雄として、賞状「1938年の仕事への社会主義者的態度と航行のための船舶の保全と修理に関する労働におけるスタハノフ的実績に対して」を授与された。
1964年に死亡した。
引用[編集]
- ↑ “Полярная Почта • Просмотр темы - 1929: Карская экспедиция 1929 года”. www.polarpost.ru. 2022年9月22日確認。
- ↑ “Первая Ленская экспедиция, 1933-34 гг.” (ロシア語). Президентская библиотека имени Б.Н. Ельцина. 2022年9月22日確認。
参考リンク[編集]
- Матвей Кевамес — моряк с острова Муху - ロシア語の記事