ボブ・ホーク

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ボブ・ホーク(ロバート・ジェイムズ・リー・ホーク、Robert James Lee Hawke AC, Companion of the Order of Australia(オーストラリア女王から送られる称号)、1929年12月9日 - 2019年5月16日)は、オーストラリア政治家。元オーストラリア労働組合の代表、第23代オーストラリア首相。首相在任中にアジア太平洋経済協力(APEC)を提唱したことで知られる。南オーストラリア州ボーバータウン出身。10年間、オーストラリア労働組合評議会 (Australian Council of Trade Union, ACTU) の代表を務め、1980年に政治家になり、その3年後には首相に就任する。労働党所属の首相では史上最長(2006年6月現在)の任期を務めた。(任期: 1983年3月11日 - 1991年12月20日)。ロバート・ホークとも言われる。

経歴[編集]

サウスオーストラリア州ボーダータウン出身。ウエスタンオーストラリア大学を卒業後、イギリスオックスフォード大学に留学する。1980年に政界入りし、労働党の下院議員となる。1983年3月の総選挙に先立って労働党党首となり、大勝して首相に就任する。1991年に辞任するまで8年間務めた。

ボブの愛称で国民からは親しまれ、カリスマ的な人気を誇った。アジア太平洋経済協力会議APEC)の設立に重要な役割を果たしたほか、豪ドル変動相場制に移行させて国内経済の改革に大きな貢献を果たした。

2019年5月16日、シドニー自宅死去した。89歳没。

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