プランター
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プランターとは、日本では多くの場合、園芸用のプランターをいう。
概要[編集]
欧米では、いわゆる「植木鉢」との区別は曖昧であるが、日本では盆栽の鉢をプランターと呼ぶ人はいないと思う。おおむね長方形で、根腐れを防ぐために底に水抜き穴が空いていることが多い。プラスチック製のものは鉢底石を入れると重くなるため、網目状の底板がついていることもある。ただし軽いと強風が吹いたときにコケるため、テラコッタなどの陶製のものもときに用いられる。
主に草本の栽培に用いられるが、ブルーベリー、山椒、月桂樹などの草本も植えられることもある。ハツカダイコンやシソやバジル、トマトやナスやイチゴなど、ハーブや野菜の栽培に用いられる。苗床として用いて、ある程度成長したところで鉢に上げるといった使い方もある。
もちろん花卉などにも利用でき、チューリップの寄植えやスズランだけぎっしりとかいった例もあり、ご近所を散歩するときに前庭を眺めたりするのも楽しみではある。「さっぱりわからん」というケースもあり、じつは猫草だったりウサギのエサ用のオオムギだったりすることもある。
まれに「育てている本人にもわからん」というケースもあり、聞けば「小鳥の餌になるようなものを置いておくと鳥の糞からいろんなものが生えてくる」とのことで、「とはいえ鳥インフルエンザが怖いというので世間の風当たりが強い」というので「エンドウマメの栽培をしているという言い訳を用意している」という人もいた。
関連作品[編集]
- いとう せいこう『自己流園芸ベランダ派』
- 糸川一成『今日もベランダで』