パンジー
ナビゲーションに移動
検索に移動
パンジー(英: pansy)とは、スミレ科の植物。トリコロル種などのスミレを交雑させることで誕生した。一年草で、花言葉は「物思い」。花言葉の由来は、パンジーの花を持ち歩きながら思索に耽っていた男が馬車に轢かれて死んだ事に由来する。
赤、白、紫、黄色など、多彩な色の花を咲かせる。フランスの一部では、パンジーの花を口にくわえた状態で全裸で高い所から飛び降りる「パンジージャンプ」なるスポーツが流行している。
ガーデン・パンジー、タフテット・パンジーなど様々な種類がある。タフテット・パンジーは別名ビオラと呼ばれるが、弓で弾いても音は出ない。
園芸植物として中世の貴族の間で人気を博したパンジーだが、20世紀以降になると品種改良が進みすぎてグロテスクな花が咲く珍種も誕生してしまった。
和名では三色董(サンシキスミレ)とか遊蝶花などと呼ばれる。しかしパンジーの色の種類は3色以上あるし栽培したからといって必ずしも蝶が遊びに来るわけではないので名前を額面通りに解釈しない方が良い。