パンジー

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パンジー: pansy)とは、スミレの仲間でスミレ科スミレ属の植物。トリコロル種などのスミレを交雑させることで誕生した。一年草で、花言葉は「物思い」。花言葉の由来は、パンジーの花を持ち歩きながら思索に耽っていた男が馬車に轢かれて死んだ事に由来する。パスカルの『瞑想録(パンセ)』やレヴィ・ストロースの『野生の思考』もここに由来する。

概要[編集]

黄色など、多彩な色の花を咲かせる。フランスの一部では、パンジーの花を口にくわえた状態で全裸で高い所から飛び降りる「パンジージャンプ」なるスポーツが流行しているという。
ガーデン・パンジータフテット・パンジーなど様々な種類がある。タフテット・パンジーは別名ビオラと呼ばれるが、弦楽器の いおゆるビオラは語源を辿ってゆくとけっこうややこしいことになっている。もちろん植物のパンジーは弓で弾いても音は出ない。
園芸植物として中世の貴族の間で人気を博したパンジーだが、20世紀以降になると品種改良が進みすぎてグロテスクな花が咲く珍種も誕生してしまった。

和名では三色董(サンシキスミレ)とか遊蝶花などと呼ばれる。しかしパンジーの色の種類は三色以上ある。栽培するとツマグロヒョウモンなどが来るが、べつに遊びに来るわけではなく幼虫の食草なので寄ってくるだけの話である。