ハズレ席 (鉄道用語)
ナビゲーションに移動
検索に移動
ハズレ席(ハズレせき)とは、窓がない/遮られる座席のことである。主に改造された特急列車や観光列車で見られる。
概要[編集]
元々普通列車やグリーン車だったのを無理やり格上げ・格下げした場合、シートピッチが合わないために窓がない座席が設置されることがある。そのような窓がない・見づらい座席のことをハズレ席という。また、近年の電車では戸袋窓が省略されているため、ドアに近いクロスシートはハズレ席となる傾向がある。
ハズレ席に当たった場合、一切景色が見えないか、窓が狭いなどで景色が見にくいため、目的地までの暇つぶしがスマホや音楽ぐらいしかなくなってしまう。
ハズレ席が発生する要因[編集]
- グリーン車を普通車に格下げした
- 普通車をグリーン車に格上げした
- シートピッチを拡大した
- ボックスシートをクロスシートに改造した
- この手のパターンは近郊型の転換クロスシート化改造車にもあるが、窓割りが合わずブラインドの扱い方が厄介なだけで、ハズレ席となるパターンは少ない。
- ロングシートをクロスシートに改造した
- 戸袋部分にあるが、戸袋窓がない
主なハズレ席のある車両[編集]
- 253系1000番台
- E257系2000番台 グリーン車(元普通車部分)
- 223系1000番台 Aシート
- 京阪8000系 プレミアムカー