ニホンヤマビル(Haemadipsa zeylanica japonica)とは、顎蛭目ヤマビル科に属するヒルの1種Haemadipsa zeylanicaの亜種である。
体長3cm。伸ばすと5cmになる 。
背中に3本の黒い線がある。
本州と九州に生息している。
ニホンジカやニホンカモシカ、ホンドタヌキ、ニホンツキノワグマ、シマリスなどの哺乳類やヒキガエルやタゴガエル類などの両生類に寄生し、血を吸う。
かつては、山や湿った場所にしかいなかったが、近年の動物の増加に伴い、生息域が広がっている。
福岡県の英彦山では、1964年以降確認されていなく、伊豆の天城山では1946年に確認されたのを最後に確認されていない。