ナノピコ教室
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ナノピコ教室とは、コンピュータ・サイエンス専門誌『bit』(共立出版。現在は休刊中。)の読者参加コーナー。円周率の世界記録や「入山のアルゴリズム」を生んだ。
概要[編集]
「ナノピコ教室」に入選するために、東京大学・早稲田大学・慶応義塾大学に「ナノピコ・キラーズ」と呼ばれるチームが複数設立された。「プログラマの腕の見せ所」であったが、紙媒体であったためコードがほとんど掲載されなかったため、若干資料価値に欠けるうらみがある。インターネット版はあっていいと思う。
ステインハウスの三角形[編集]
パスカルの三角形というものがある。
これを「排他的論理和」(XOR)について考えたものを「ステインハウスの三角形」という。このとき、「 1 と 0 の個数が同一なものは、いくつあるか?」という話である。
1 から n までの自然数の和を考えると、n が 1 から始まると { 1, 3, 6, 10, 15, 21, 28 …… } というふうに、ところどころに偶数が出てくる。このとき「面積が偶数個であるときに、1 と 0 の個数が同じステインハウスの三角形はどれだけあるか?」を次数 n について求めるプログラムを書け、という問題があった。
ハナモゲラ語の生成[編集]
筒井康隆が『玄笑地帯』の『コンピューターは馬鹿か?』で取りあげ、「爆笑ものである」と評価していた。
その他[編集]
- πを千桁メルセンヌ素数のルーカステスト
- 組合せ数の問題
など、現在のプログラミング業界では定番化されているアルゴリズムがいくつもある。