ナノ
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ナノ(記号n)は、マイクロより一つ小さく、ピコより一つ大きいSI接頭辞である。
概要[編集]
10-9倍、すなわち10億分の1倍に相当する。1ナノメートルはほぼカーボンナノチューブの直径に相当し、1ナノグラムは一般的なプリンターのインク1滴の約半分の質量であることを考えると、ナノのオーダーの量は日常的には使うとまではいかなくとも、科学技術の分野ではコンデンサーの電気容量の他、それほど発達していない段階の範疇でも登場する機会が多くあるといえよう。
そのため、ナノはテラ、ギガ、ピコと同じ1960年に制定された。ナノは比較的多くの単位の接頭辞として使用されるが、指数表記で代用されることも多く、比率としては、おおむね半々程度である。物理学では指数表記を使用する傾向が強い。