タムルアン洞窟( - どうくつ)とは、タイ北部のチェンライ郊外にある国立公園内の全長10キロの洞窟である。奥深くまで入る観光客は非常に稀で、地元の子供たちの遊び場だったという。内部は1人がようやく通れるほどの狭い場所やジグザグに曲がりくねった地形もある。2018年6月23日、地元のサッカーチームの少年12名と、男性コーチの合わせて13名が、少年の1人の誕生日を祝おうと洞窟に入り、行方不明となった。捜索の結果、7月2日に洞窟の中ほどで全員の無事が確認され、救出活動が開始された。