スパムボット

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがメールアドレス検索ロボットの項目をおカタく解説しています。

スパムボットとは、スパムメールを送信するのを目的として大量のメールアドレスを取得するボットである。

概要[編集]

悪意あるユーザーが自分のサーバーに設置するなどで作られる。

スパムボットの手口[編集]

  1. 電子掲示板などメールアドレスがよく記載されるウェブページを自動巡回する。
  2. ウェブページ内のソースコードに含まれる「@」や「<a href="mailto:メールアドレス">メール</a>」のような形式で記述されたリンクを検索し、メールアドレスを抽出、そこからデータベースを作る。

対策[編集]

このようなボットの不正なプログラムにより、メールアドレスを抽出されにくくするため、以下のような方法が取られることがある。

  • 「@」や「mailto」の前後にスペースを入れる(それでも収集される場合があり、完全なものではない)。
  • メールアドレスを画像化する(ただし「mailto」でリンクを付けると効果がなくなる)。
  • メールアドレスを、文字参照など文字そのものを使わずに表記する。
  • 「@」を全角で表記する。または「☆」や「○」など他の記号に置き換える(日本語のページの場合によく用いられる)。
  • 「@」を「at(AT)」と表記し前後にスペースを入れる。同様に「.」を「dot」と表記する。
  • メールアドレスの一部ないし全てをひらがなや漢字で記述する。
  • メールアドレスを全て全角文字で記述する(「mailto」でリンクを付けない)。
    この場合、一旦半角に変換し、全て手打ちで入力する手間が発生するが、この手間でスパムを軽減させる効果が期待される。

出典[編集]