ゴキブリ

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ゴキブリ(蜚蠊)とはゴキブリ目に属する昆虫の総称である。ゴキカブリ(御器噛、御器被、蜚蠊)、アブラムシ(油虫)などとも言う。いずれも夏の季語である。日本では主に本州以南に生息している。

ゴキブリという名称は器を齧るという意味の「ゴキカブリ」の「」が抜け落ちたものがそのまま定着したものである。

生物の分類[編集]

シロアリとは近縁関係にある。

概要[編集]

驚異的な生命力と、強い繁殖力を持った昆虫である。

総数はおよそ1兆5000億匹と言われている。

最近では昆虫好きであってもゴキブリを飼ったり標本にしたりはしない場合も多い。ただ、以前はかなり多くの個体が飼われ、また現在でも飼われることはある。

家では台所に出没することが多い。

走ろうとした際の動きはかなり速く、逃げているゴキブリを捕獲・撮影などすることは困難である。

歴史[編集]

3億年ほど前に最初のゴキブリが誕生したとされる。

当時は赤道付近のみに住んでいたとされる。しかし、徐々に寒さにも慣れ、以前よりも寒い地域にも住むようになった。

環境の変化などに耐えながら繁殖し、現在では1兆匹を超えると言われている。

一方で、アース製薬が開発した『ごきぶりホイホイ』や、その他様々な製品により駆逐され、駆逐された場所においてはゴキブリは以前より減少した。

ゴキブリは日本人から毛嫌いされているが、実は欧米人からはそこまで毛嫌いされておらず、アメリカでは熱帯の巨大ゴキブリをペットとして飼っている事例も存在する。さらに20世紀初頭までは、世界各地でゴキブリが食べられており、イギリスロンドンではゴキブリのペーストパンに塗って食べていたという。同国の船員などは船の中で捕らえたゴキブリを普通に生で食べていたといい、「小エビのような味」がすると記録にはある[1]

アジアでも、タイ王国の少数民族の子供たちがゴキブリの卵蛸を集めてフライにして食べる習慣があり、中国南部でもゴキブリを食べていたとされる。薬用としても重宝され、ペルーではゴキブリ酒を風邪の時に飲む習慣があり、アメリカではゴキブリの煎茶破傷風に効くとされていた。中国では現在でも血管拡張の特効薬として、ゴキブリを売っているところもあるとされている[1]

生態[編集]

から生まれ、そのまま成長する。その後は繁殖活動を行い、雌のゴキブリが卵を生む。

また、ゴキブリは成長する際に脱皮する。脱皮した直後は色が白くなる。この色は1日で元に戻る。

暑い場所やボール紙を好むゴキブリが多い。

基本的に雑食であり、様々な物を食べる。

自分の身長より低い場所を通ることができる。

生命力[編集]

ゴキブリは強い生命力を持っており、強い力で潰されても触角を動かしていることもある程である。

捕獲[編集]

ゴキブリを掴む場合、ティッシュペーパーなどを使って掴もうとする人が多いが成功率は低い。素手ならば意外と成功率は高い。軍手を使えば良いのではないかとも言われるが、軍手を探している、あるいは装着している間にゴキブリはどこかへ逃げることが多い。

ただ、掴まずとも自ら乗ってくる場合もある。

また、昆虫を捕獲するための道具を使用して捕獲することもできる。

縁起[編集]

かなり広範囲にわたり、ゴキブリは縁起の良い昆虫とされた。

ゴキブリを縁起の良い昆虫としている地域は現在も多く残っている。一方、最近では以前よりは縁起が良いという言い伝えのある地域は少なくなっており、逆に縁起の悪い昆虫とする者もいる。

また、脱皮をした直後のまだ体が白いゴキブリは特に縁起が良いと言われている地域もある。

食用ゴキブリ[編集]

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比喩表現としてのゴキブリ[編集]

海のゴキブリ」も参照

よく繁殖する、個体数が多い、動きが素早いなどの特徴をもつ生物、物事をゴキブリに喩える表現もある。

脚注[編集]

  1. a b 雑学「やっぱり知らないほうが幸せな話」P32

参考文献[編集]