クラシック音楽の曲名の俗称の一覧
ナビゲーションに移動
検索に移動
クラシック音楽の曲名の俗称の一覧(クラシックおんがくのきょくめいのぞくしょうのいちらん)は、クラシック音楽の曲名の俗称・略称・愛称の一覧である。
ア行[編集]
ア[編集]
- アイネク - モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
- 愛妙(あいみょう) - ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」
- 青管(あおかん) - ブリテン「青少年のための管弦楽入門」
- 青ダニ[1] - ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ(ダニーブ)」
- アルペン - リヒャルト・シュトラウス「アルプス交響曲」
- アンスピ - ショパン「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」のアンダンテ・スピナートの部分
イ[編集]
- イギリス - ドヴォジャークの交響曲第8番
- イタ歌(いたか) - イタリア古典歌曲
- イタ奇 - チャイコフスキー「イタリア奇想曲」
- 一組(いちくみ) - ホルスト「吹奏楽のための第1組曲」
- いっぱち、いちはち - チャイコフスキー「大序曲1812年」
ウ[編集]
- ヴェスプロ - 「聖母マリアの晩課」(特にモンテヴェルディの「童貞マリアの夕べの祈り(Vespro della Beata Vergine)」)
- ヴェルレク - ヴェルディのレクイエム
- ウクライナ - チャイコフスキーの交響曲第2番
- ウナフル - ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」のアリア「人知れぬ涙(Una furtiva lagrima)」
- 運命 - ベートーヴェンの交響曲第5番
- 運力(うんりき)、運チ(うんち) - ヴェルディの歌劇「運命の力」
エ[編集]
オ[編集]
- オケコン - バルトーク「管弦楽のための協奏曲(オーケストラ・コンチェルト)」 ※他の作曲家の「管弦楽のための協奏曲」は「○○のオケコン」と呼ぶ
- オルガン - サン=サーンスの交響曲第3番
カ行[編集]
- 革命 - ショスタコーヴィチの交響曲第5番、またはショパンの練習曲作品10の第12番
- カナワル - シベリウス「悲しきワルツ」
- カノン - パッヘルベルのカノンとジーグ
- カプモン - ベッリーニの歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」
- ガン付(つき) - サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」
- 休日 - アンダーソン「ラッパ吹きの休日」
- 驚愕 - ハイドンの交響曲第94番
- 巨人 - マーラーの交響曲第1番
- グラ○ - グラズノフの交響曲第○番
- クリオラ - JSバッハのクリスマスオラトリオ
- くるみ、くるみ割り - チャイコフスキー「くるみ割り人形」
- 軍ポロ - ショパンのポロネーズ第3番「軍隊」
- 弦四(げんし) - 弦楽四重奏曲
- 弦セレ - 弦楽セレナード
- 幻想 - ベルリオーズ「幻想交響曲」
- 弦チェレ、げ打チェレ - バルトーク「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」
- 厳バリ - メンデルスゾーン「厳格な変奏曲」
- 幻ポロ - ショパン「幻想ポロネーズ」
- 皇帝 - ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番
- コジ、コシファン - モーツァルトの歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
- 殺し屋 - チャイコフスキーの交響曲第2番
サ行[編集]
- 自然交響曲 - ドヴォジャークの交響曲第8番
- シベ○ - シベリウスの交響曲第○番
- シベコン[2] - シベリウスのヴァイオリン協奏曲(コンツェルト)
- ジャイアンツ - マーラーの交響曲第1番「巨人」
- ジュピター - モーツァルトの交響曲第41番
- ショスコン、ショタコン - ショスタコーヴィチのピアノ(第1番・第2番)、ヴァイオリン(第1番・第2番)、チェロ(第1番・第2番)の各協奏曲(コンツェルト)
- 新世界 - ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」
- 水車屋 - シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」
- スケ〇 - ショパンのスケルツォ第〇番
- スコトラ、スコッチ - メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」
- スペ奇 - リムスキー=コルサコフ「スペイン奇想曲」
- ズロニツェの鐘 - ドヴォジャークの交響曲第1番
タ行[編集]
- 第九(だいく) - ベートーヴェンの交響曲第9番
- 大祝(だいしゅく) - ブラームス「大学祝典序曲」
- タイタン - マーラーの交響曲第1番「巨人」
- 大ポロ - ショパン「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」
- タコ○ - ショスタコーヴィチの交響曲第○番
- タココン - ショスタコーヴィチのピアノ(第1番・第2番)、ヴァイオリン(第1番・第2番)、チェロ(第1番・第2番)の各協奏曲(コンツェルト)
- ダッチマン - ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」
- ダフクロ[3] - ラヴェル「ダフニスとクロエ」
- チャイ〇 - チャイコフスキーの交響曲第○番
- チャイコン[2] - チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(コンツェルト)、またはピアノ協奏曲第1番
- チャイセレ - チャイコフスキー「弦楽セレナーデ」
- ツァラ、ツァラトゥストラ - リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはこう語った(ツァラトゥストラはかく語りき)」
- ディドエネ - パーセルの歌劇「ディドとエネアス」
- ティル - リヒャルト・シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
- 弟子 - デュカス「魔法使いの弟子」
- 田園 - ベートーヴェンの交響曲第6番
- ドッペル - JSバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲(ドッペルコンツェルト)
- ドツレク - ブラームス「ドイツ・レクイエム」
- ドボ○ - ドボルザークの交響曲第○番(8番は「どぼっぱち」とも)
- ドボコン - ドボルザークのチェロ協奏曲(コンツェルト)
- ドボセレ - ドボルザーク「弦楽セレナーデ」
- ドメスティカ - リヒャルト・シュトラウス「家庭交響曲(ジンフォニアドメスティカ)」
- 虎刈り - メシアン「トゥランガリーラ交響曲」
- トルコ行進曲 - モーツァルトのピアノソナタ第11番第3楽章
- どろかさ - ロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ」
- ドンジョバ - モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
- ドンパス - ドニゼッティの歌劇「ドン・パスクァーレ」
ナ行[編集]
ハ行[編集]
- ハーモル(h-moll) - JSバッハのロ短調(H-Moll)ミサ曲
- ハイバリ、ハイ変 - ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲(バリアチオーネン)」
- 白鳥湖(はくちょうこ)、白鳥 - チャイコフスキー「白鳥の湖」
- バタフライ - プッチーニの歌劇「蝶々夫人」
- 花ワル - チャイコフスキー「花のワルツ」
- バビ・ヤール、バービィ・ヤール - ショスタコーヴィチの交響曲第13番
- バラ〇 - ショパンのバラード第〇番
- 春祭(はるさい) - ストラヴィンスキー「春の祭典」
- ハン5 - ブラームスのハンガリー舞曲第5番
- ピーター - プロコフィエフ「ピーターと狼」
- 悲劇的、ひげじょ - ブラームス「悲劇的序曲」
- 左手 - ラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」
- ひでお、ひでおのいきがい - リヒャルト・シュトラウス「英雄の生涯」
- フィガロ - モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」
- フォーレク - フォーレのレクイエム
- 「不滅のアレグレット」 - ベートーヴェンの交響曲第7番の第2楽章(当時の論評より)
- ブラ○[2] - ブラームスの交響曲第○番
- ブラコン[2] - ブラームスのヴァイオリン協奏曲(コンツェルト)、またはピアノ協奏曲(1番または2番)
- ブラシェン - ブラームスのピアノ四重奏曲第1番のシェーンベルクによる管弦楽版
- ブランデン - JSバッハ「ブランデンブルク協奏曲」
- ブル○ - ブルックナーの交響曲第○番
- フルートハープ - モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲
- ブルグ - ヨハン・ブルグミュラー(通常は25の練習曲)
- 平均律 - JSバッハの平均律クラヴィーア曲集
- ベト○、ベー○ - ベートーヴェンの交響曲第1-8番、ピアノソナタ1-32番
- ベトコン - ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(コンツェルト)
- ベトソナ - ベートーヴェンの各種ソナタ
- ペレメリ - フォーレ「ペレアスとメリザンド」
- ヘングレ - フンパーディンクの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
- ポーランド - チャイコフスキーの交響曲第3番
- 牧神(ぼくしん) - ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
マ行[編集]
- マジンガー、マイジン、マイスター、マイスタ - ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
- マスベル - フォーレ「マスクとベルガマスク」
- マタイ - JSバッハのマタイ受難曲
- 魔弾 - ヴェーバーの歌劇「魔弾の射手」
- までし、まほ弟子 - デュカス「魔法使いの弟子」
- マラ○ - マーラーの交響曲第○番
- 未完成 - シューベルトの交響曲第7番(旧8番)
- ミサソレ - ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」
- メンコン[2] - メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(コンツェルト)
- モツソナ、モーソナ - モーツァルトのピアノソナタ
- モツレク - モーツァルトのレクイエム
ヤ行[編集]
- 指環 - ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」
- ヨハネ - ヨハネ受難曲(特にJSバッハの作品)
- よるじょう - モーツァルトの歌劇「魔笛」の「夜の女王のアリア」(あるいは夜の女王役)
- 40番 - モーツァルトの交響曲第40番
ラ行[編集]
- ラコッツィ - ベルリオーズ「ファウストの劫罰」中の「ハンガリー行進曲」(ラコッツィ行進曲を引用している)
- ラフ〇 - ラフマニノフのピアノ協奏曲第〇番、または交響曲第〇番
- ラフマ - ラフマニノフ
- リング - ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」
- レニングラード - ショスタコーヴィチの交響曲第7番
- レプレ - リスト「前奏曲(レ・プレリュード)」
- ローエン - ワーグナーの歌劇「ローエングリン」
- ロマンティシェ - ブルックナーの交響曲第4番
- ロメジュリ、ロミジュリ - チャイコフスキー「ロメオとジュリエット」、またはプロコフィエフの同名曲
ワ行[編集]
数字[編集]
- 00番 - ブルックナーの交響曲ヘ短調
関連する用語の俗称、略称[編集]
- 相方 - ピアノ連弾のパートナー
- 犬 - HMV
- ウラエロ - 「ウラニア」レーベルから発売された、フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲第3番「エロイカ」のレコード
- N響(えぬきょう)、犬響 - NHK交響楽団
- カラベル - 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 関フィル - 関西フィルハーモニー管弦楽団
- 京響 - 京都市交響楽団
- クナ - ハンス・クナッパーツブッシュ
- ゲネプロ(ゲーペー(GP)、プローベ) - 本番前の総仕上げ練習(ドイツ語のゲネラル・プローベGeneral Probe)
- 弦カルまたはSQ - 弦楽四重奏曲(<弦楽カルテット)
- コバケン - 小林研一郎
- 札響 - 札幌交響楽団
- ショスタコ(またはタコ) - ショスタコーヴィチ
- 新日、新日フィル - 新日本フィルハーモニー交響楽団
- スヴェトラ - エフゲニー・スヴェトラーノフ
- スクロヴァ、ミスターS - スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
- 大フィル - 大阪フィルハーモニー交響楽団
- チェリ - セルジュ・チェリビダッケ
- チャイコ - チャイコフスキー
- 塔、タワレコ - タワーレコード
- 東響 - 東京交響楽団
- 都響 - 東京都交響楽団
- 東混 - 東京混声合唱団
- 日コン - 日本音楽コンクール
- 日フィル - 日本フィルハーモニー交響楽団
- パリ管 - パリ管弦楽団
- フェス - フェスティバルホール(大阪)
- プロコ - プロコフィエフ
- フルヴェン - ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
- 毎コン - 全日本学生音楽コンクールまたは日本音楽コンクール
- ミトプー - ディミトリ・ミトロプーロス
- ムラヴィン - エフゲニー・ムラヴィンスキー
- メト - メトロポリタン歌劇場
- メンチャイ - ヴァイオリン協奏曲 (メンデルスゾーン)とヴァイオリン協奏曲 (チャイコフスキー)
- ヤマカズ - 山田一雄、山田和樹
- レニー - レナード・バーンスタイン
- レンフィル - レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
- ロジェヴェン - ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
- ロストロ - ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
- Cav and Pag - オペラの『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師(パリアッチ)』を一晩で続けて上演すること(道化師 (オペラ)#注記を参照)
- DFD - ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
- HSI - ハンス・シュミット=イッセルシュテット
- JLC - ヘスス・ロペス=コボス
- MDM - マリオ・デル・モナコ
- MTT - マイケル・ティルソン・トーマス
- PfCon、Pコン、ピーコン - ピアノ協奏曲(<ピアノコンチェルト)
- RFdB - ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
- RVW - レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ
- Sym、シンフォ - 交響曲(<シンフォニー)
- VnCon、バイコン - ヴァイオリン協奏曲(<ヴァイオリンコンチェルト)
- VcCon、チェロコン - チェロ協奏曲(<チェロコンチェルト)
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 茂木大輔 『オーケストラは素敵だ』 音楽之友社、1993年。ISBN 4-276-35113-8。
エンペディア大賞 - 3位 | |
この記事は「Rest:第0回エンペディア大賞」 「エスケープ転載部門」にて3位を獲得しました。 |