ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
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チャラリ~、鼻から牛乳〜
- トッカータとフーガ
バッハ(Johann Sebastian Bach、1685年~1750年)は、ドイツ、チューリンゲン州出身の作曲者で、バロック音楽を代表する作曲家・オルガン奏者である。略して単に「バッハ」と書かれる。先祖・子孫にも高名な作曲家が多く、みんなバッハ姓であることから、特に有名なヨハン・セバスチャンは「大バッハ」ともよばれる。単にバッハと言った場合、通常はヨハン・セバスチャン・バッハを指す。多数のオルガン曲やカンタータのほか「マタイ受難曲」「ブランデンブルク協奏曲」「平均律クラビア曲集」「フーガの技法」などがある。鍵盤楽器の演奏家で、通奏低音による和声の充填を基礎とした対位法的音楽を中心とした曲を手掛けた。バロック時代の音楽形式を駆使した音楽を作曲した。
生涯[編集]
1685年生まれ。ハイドンの祖父世代、モーツァルトの曽祖父世代にあたり、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世と世代が近い。
作風[編集]
複数の旋律を、うまく重なる様に時間差を設けたり、ピッチを上下させたりしながら同時並行で奏でる、対位法的な手法を主に用いていた。これを根拠に、「バッハの音楽は数学的だ」と主張する人もいる。
主な作品[編集]
バッハの曲は、作品番号としてBWV番号(Bach Werke Verzeichnis, バッハ作品目録)が用いられている。決して、BMWではないので注意。
- マタイ受難曲 BWV244
- トッカータとフーガ BWV565 - 冒頭の9音が、「鼻から牛乳のメロディー」として有名だが、バッハ作であることはほぼ忘れられている。
- 平均律クラヴィーア曲集第1巻 全24曲 BWV846-869
- 平均律クラヴィーア曲集第2巻 全24曲 BWV870-893
- ブランデンブルク協奏曲 全6曲 BWV1046-1051
- フーガの技法 BWV1080
余談[編集]
フェンシング選手でIOC会長を務めたトーマス・バッハとの血縁関係は無い。