クラカタウ
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クラカタウ(インドネシア語:Krakatau、英語: Krakatoa)は、インドネシアのランブン州にある火山島の総称。標高813メートル。
概要[編集]
416年または535年に巨大噴火が発生、この噴火噴出物(主に火山灰)が世界中の人類居住圏に影響を及ぼした結果、ジャワ島西部のカラタン文明の崩壊、およびメキシコのテオティワカン文明の衰退をもらたしたと考えられている[1]。
また1883年8月27日には島が吹き飛ぶ[2]大噴火により噴出した火山灰・岩石・噴煙が上空20,000メートル以上にまで到達、噴火によって発生した津波も含め犠牲者数3万6千人以上[3][4]。噴火の爆発音は4,600km離れたインド洋上の島にまで達した[2]。
脚注[編集]
- ↑ 吉田茂生 (2015年3月3日). “有名な噴火のリスト”. 九州大学. 2016年7月21日確認。
- ↑ a b 大藤茂. “第6話 火山活動と火山噴出物(PDF)”. 富山大学. 2016年1月22日確認。
- ↑ “過去20年に大きな被害を出した火山噴火一覧”. フランス通信社 (2014年9月29日). 2015年5月1日確認。
- ↑ 早川由紀夫. “噴火に備える(長期予知)Long-term prediction(PDF)”. 群馬大学. 2015年5月2日確認。