国鉄115系電車1000番台クモハ115形1030号車
（クモハ115-1030から転送）
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国鉄115系電車1000番台クモハ115形1030号車（クモハ115-1030）は、日本国有鉄道（国鉄）が1978年に高崎地区向けに製造した115系のうちの一車両。国鉄分割民営化後はそのままJR東日本に引き継がれた。
JR東日本の中では最後の115系電車としても一部から注目されている。
概要[編集]
1978年3月川崎重工で製造され、国鉄新前橋電車区に配属された。当初は北関東での運用を行っていた。
最後の115系[編集]
当初は115系として高崎線や信越本線など北関東を中心に運行を行っていた。分離民営化後はJR東日本に継承されそのまま運用されていた。だが、211系の投入により高崎車両センターへ転属。高崎地区のローカル運用へと回った。
だが、211系もE231系・E233系の投入により211系も高崎地区のローカル運用に入ることになった。これにより115系はまたも場所を追われることになったが、115系を使用する路線はもうどこにもなく、長野総合車両センターへ廃車回送された。廃車回送された115系は順次解体を始めていた。
この頃、新潟地区ではまだまだ現役で115系が使用されていた。ここで思い出してほしいのが新潟の115系の存在。2022年の春にサイレント引退をしたあのグループが存在していた。
だが部品が回されることはなく、新潟地区の115系は2022年夏頃までに全車解体されてしまう。
ここで多くの鉄道ファンは「JR東日本から115系が消滅した」と発言したが、クモハ115-1030は解体されずに留置されており、未だにクモハ115-1030は除籍されていない（保存団体が存在していたが、その団体の活動が無くなった時からこの車両は留置されている）。この影響があり、JR東日本から115系は未だに消滅していないのである。