ガーラ湯沢スキー場
ガーラ湯沢スキー場 は、JR東日本グループの株式会社ガーラ湯沢が運営するスキー場。
概要[編集]
JR東日本が東京から日帰りで行くことができるスキー場として1990年12月20日開業。テレビCMでも日帰りできることを強調した「JR SKI SKI」のCMが放送されていた。
このスキー場の開業により東京からこれまでより早く快適に日帰りでのスキーを実現した。スキー場自体は群馬県などにもあるが駅から離れているため乗り継ぎや時間的に新幹線駅直結のガーラ湯沢駅がもっとも便利である。お得な新幹線パックが発売されており2024年時点で約1万円から[1]。
日帰りが前提でありホテルは併設されていない。宿泊を基本とした西武の苗場スキー場(苗場プリンスホテル)とはライバル関係である。
経緯など[編集]
川端康成の『雪国』の舞台は越後湯沢であるが、その当時信号所であった土樽駅が駅となり、「国鉄山の家」という宿ができた。そこの主人であった高波吾作が山スキー愛好者を誘致し、「国鉄山の家」の 201 号室において集まったメンバー有志によって、石打に日本で二番めのリフトが設置された[2]。
ここからJR「石打丸山」をコアとして「石打丸山スキー場」ができたが、越後湯沢駅からはバスなどで移動するためにアクセスがよろしくないというので、「ガーラ湯沢」駅ができ、スキー場ができた。石打丸山スキー場から見ると第五リフト(山頂リフト)の終着点がガーラ湯沢スキー場と接続したという認識であった。
ただしガーラ湯沢はカジュアルなファミリースキー場というイメージであるのに対し、石打丸山は競技スキーヤーが多いため、「夜の石打丸山のナイタースキーに行ってはならない」という都市伝説がある。「石打の某スキー宿(仮に「ラ・ネージュ」、フランス語で「雪」である)に留まったら、翌朝顔を合わせた同宿客が全員フロントバックルの靴で百八十センチ以上の滑降用の板を持ってゲレンデに出ていったのでブルった」という話がある。ちなみに現地の人は「『ラ・ネージュ』なんていう宿は知らない」という話がある。[3]