ガードレール (道路構造物)

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ガードレールは、車両道路外へ転落しないよう設ける板状の道路構造物である。本来は分岐器内や、特に脱線してほしくない箇所に設置される脱線防止レールのことであった。

概要[編集]

数mおきに設置された地下深くに埋め込まれた鉄柱に湾曲した鉄板を貼り付け、車両が衝突してもこれを弾き飛ばして道路下への転落を妨げる道路構造物である。危険な箇所には上下に二重、三重となっていることもある。橋梁上では欄干を兼ねて設置されることもあり、この場合は鉄柱に板を追加される。似たような道路構造物にガードパイプガードロープがある。

設置場所[編集]

道路端が多いが、車道と歩道の境界線に設置されることもある。また駐車場に設置されることもある。通行止めの防護柵代わりに使用されることもある。

塗色[編集]

視認性の優れた白が優勢だが、山口県では黄色のガードレールがある。これは特産のナツミカンをイメージしたと言われている。