ガンジス川
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ガンジス川(ガンジスがわ、Ganges)とは、インド北東部を東に流れてベンガル湾に注ぐ河川である。全長は2510キロ。流域面積は173平方キロ。ヒンディー語ではガンガ(Ganga)という。漢字では恒河と表記する。ガンジスとは「大河」を意味する。
概要[編集]
本流は中部ヒマラヤのガンゴトリ氷河に源を発し、ヒンドスタン平原を横切りブラマプトラ川と合流し、約6万平方キロの広大なガンジスデルタを形成しながらベンガル湾に流入する。ブラマプトラ川を源流とすると全長は2840キロとなる。
人口の集密度や農業生産力の面では世界でも指折りの大河と評されている。古来からヒンドゥー教徒の間では神格化された存在の川であり、死後に遺骨を流すと極楽往生できる「聖なる河」と考えられている。下流域ではモンスーン期に頻繁に大洪水が発生することでも知られている。