カワサキか...

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カワサキか...とは、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)発祥のコピペネタである。ホンダヤマハスズキカワサキバイクを各メーカーに持ち込んだ時の反応を表したものである。

概要[編集]

日本における四大メーカーのバイクをそれぞれのディーラー、もしくは系列店に修理持込したシチュエーションとなっており、2000年頃のバイク板発祥と言われる息の長いネタである。良くも悪くも凡庸なホンダ、優等生的で器用なヤマハ、癖が強いスズキと、当時のそれぞれのメーカーの特徴をとらえており、いわゆる「スパルタンな」(というか、マッチョな)カワサキのバイクをどこのメーカーに持ち込んでも「カワサキか...」と言われるオチになる。

これは当時のカワサキのバイクが特徴的な作り方をしていたり、他のメーカーに比べて品質が低いパーツを使っているなどの背景があったことに由来しており、どこからでもニュートラルに入る隠れニュートラル機能やオイル漏れはオイルが入っている証というコピペと同様過ぎ去った過去の特徴であることに留意が必要である。現在は他メーカーと遜色のない品質になっているほか(あるバイクはホンダっぽいという皮肉だか賞賛だかわからないような評価を受けた)、2000年代に絶滅した250cc4気筒エンジンを2020年に、しかも水冷で復活させるほど熱量のあるバイクメーカーである。

ライムグリーンの車体を見て「カワサキか...」と肩を落とす時代は終わり、今は「カワサキか...!」と高揚する時代である。

余談[編集]

同じ航空機産業を始祖に持ち、鉄道車両を手掛け、自衛隊などの国防産業にも携わっている富士重工業ことスバルと共通点が指摘されることもある。いわば四輪版カワサキともいわれることもあり、特徴的なボディカラー(WRブルーとライムグリーン)やオイル漏れ、トランスミッション周りの品質(90年代のスバルのトランスミッションは弱く、壊れなくてもグラつき方が異常だったりする)など、不思議なほど共通点も多い。一方、近年のスバルには尖ったところもないため、水冷250ccマルチを復活させるようなカワサキの漢気を見せてほしいところではあるが。

関連項目[編集]