カルメ焼き

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カルメ焼き(かるめやき)とは、砂糖に重曹炭酸も参照のこと)を混ぜて焼いたお菓子。「カルメラ焼」ともいう。

概要[編集]

ポルトガルが発祥の地で、16 - 17世紀頃に南蛮貿易で日本に来て広まる。もともとポルトガル語で甘いものを表す「caramelo」が名前に転用されている[1]。「キャラメル」と同源だとされている。

韓国には「ダルゴナ」と呼ばれるカルメ焼きを平べったくして型抜きで抜くお菓子がある[1]

鍋で加熱して「125℃」にならないとうまく膨らまないとされる[1]が、これはメイラード反応が起きる(カラメル感を出す)のに適した温度の目安であり、そのあたりは職人の腕による。かつて縁日などで稼業系の人が商っていたが、コロナ禍もあって激減しているという。
焜炉ひとつと杓子と砂糖と重曹(卵白を加えるなどの工夫もあるらしい)があれば屋台が出せるので、「腕ひとつで稼げる」という意味では望ましい。

その意味では、お好み焼き焼きそばとは親和性があり、お祭りの屋台などでは人気がある。たこやき綿菓子よりも初期投資が少なくて済むという利点もある。

脚注[編集]