カルガモ走行
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カルガモ走行は、自動車の直後を極端に短い車間距離で走行することである。主に、高速道路のETCレーンやゲート式の駐車場の出口などで行われるものを指し、料金の支払いを不正に逃れるために行われる。当然、犯罪なので決してやってはならない。
似たようなものとして、鉄道の自動改札機において直前の利用者に張り付いて改札を突破する手口もある。当然のことながら不正乗車となり、鉄道営業法違反で立件されている事例もある[1]。
罰則等[編集]
高速道路におけるカルガモ走行は道路整備特別措置法により割増金の支払いと罰金が定められているほか、刑法の電子計算機使用詐欺罪に問われることとなる。
駐車場などの場合は刑法に定める威力業務妨害罪が成立するとされているほか、駐車場の運営会社から割増金の請求が発生することも珍しくない。
なお、一般的にカルガモ走行は無関係の第三者の直後に張り付くことが多い。しかし一部には組織的に行うものも存在しているとされ、その場合は正規料金を支払った先導車両においても刑法の幇助犯として罰せられる可能性がある。